2025年5月26日
紀伊半島研究会シンポジウム開催報告と御礼
2025年5月25日,紀伊半島研究会主催,奈良女子大学共生科学センター共催のシンポジウムが和歌浦のアートキューブ(会場)で開催されました(オンライン併用)。午前中は和歌山大学古賀研究室が主催された観察会にも出席させていただき,干潟の生物に目を輝かせるこどもたちやご家族のエネルギーに元気をいただきました。
午後のシンポジウムでは和歌浦の底生動物(古賀氏),魚類(揖氏),シギ・チドリ類(有本氏)について講演いただき,あらためて和歌浦の生物の豊かさや今後の課題など,興味深いお話をうかがいました。パネルディスカッションでは,和田恵次先生に座長を引き受けていただき,地域資源とその保全について演者とフロアで活発な意見交換を行いました.原風景ともいえるヨシ帯の再生とシギ・チドリ類の休息の場を創出し,未来に和歌浦の豊かな自然が育まれることを期待してシンポジウムを終了しました。
演者の皆様はじめ,ご来場いただいたみなさま,オンライン出席いただいたみなさま,共生科学センター長 酒井先生にお礼申し上げます。 (紀伊半島研究会会長 前迫ゆり)
<<シンポジウム資料>>
http://kii-peninsula.sakura.ne.jp/top/wp-content/uploads/2025/05/20250525-pdf.pdf