開催趣旨：2011年3月の東日本大震災をきっかけに、日本では、改めて自然災害と防災への関心が高まっている。近年では、熊本県人吉盆地（令和2年7月豪雨）、千葉県房総半島地域（令和元年房総半島台風）、岡山県真備町（平成30年7月豪雨）、茨城県鬼怒川（平成27年9月関東・東北豪雨）などで発生した気象災害などの影響もあり、大地震のみならず、風水害に起因する自然災害にも多大な関心が寄せられるようになってきている。本シンポジウムでは、主催者である奈良女子大学大和・紀伊半島学研究所共生科学研究センターが位置する奈良盆地や紀伊半島研究会が関心を寄せる紀伊半島など、我々の身近で発生する可能性のある風水害・土砂災害に焦点を当てて、その特性や防災・減災に向けた課題について討論したい。

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司会・コーディネーター：高田将志（奈良女子大学・共生科学研究センター）

１．13：30-13：35　開会挨拶　紀伊半島研究会会長　前迫ゆり

２．13：35-13：40　趣旨説明　高田将志

３．13：40-14：30　奈良盆地大和川流域の水害の特徴と防災
講演者：国土交通省近畿地方整備局大和川河川事務所　副所長　榎本　博行

４．14：40-15：30　紀伊半島地域の土砂災害特性と防災
講演者：国土交通省国土技術政策総合研究所土砂災害研究部砂防研究室
（近畿地方整備局大規模土砂災害対策技術センター）　主任研究官　木下　篤彦

５．15：40-16：50　パネルディスカッション
「奈良盆地・紀伊半島地域における水害・土砂災害」
コメンテーター：榎本博行、木下篤彦
奈良大学文学部地理学科　木村圭司
「奈良盆地・紀伊半島における災害発生に関わる気候・気象特性」
一般財団法人　砂防フロンティア整備推進機構　専門研究員　井上公夫
「紀伊半島の土砂災害史によせて」

６．16：50　閉会挨拶
奈良女子大学　大和・紀伊半島学研究所　共生科学研究センター長　酒井　敦

参加方法 2021年１月6日（水）までに、申込フォームまたは大和・紀伊半島学研究所＞共生科学研究センターＨＰよりお申込みください。右下のＱＲコードからも申し込めます。先着100名の方の申し込みまで受け付けます。参加決定者の方には、後日、電子メールでZOOMオンラインシンポジウムの参加方法をご連絡します※。
申込フォーム：https://docs.google.com/forms/d/1rd7DCLNqCYciuhUXIZaWJGXDQGRYx2wdU1wmYo31xto/
（ ※ 紀伊半島研究会会員の方でオンライン視聴の準備が難しい方は、紀伊半島研究会事務局にご相談ください。）


（問い合わせ先）
奈良女子大学共生科学研究センター：
電話：0742-20-3687 E-mail: kyousei.nwu@gmail.com
WEB http;//www.nara-wu.ac.jp/kyousei

紀伊半島研究会事務局（奈良女子大学）：
E-mail: office@kii-peninsula.sakura.ne.jp
WEB http://kii-peninsula.sakura.ne.jp/top/